サラー(礼拝)における義務行為
トピックの説明
題名: サラー(礼拝)における義務行為
言語: 日本語
翻訳者: サイード佐藤
校閲者: ファーティマ佐藤
Publisher: 海外ダアワ啓発援助オフィス組織(リヤド市ラブワ地区)
概要: サラー(礼拝)には、それをやり逃せば場合によってはサラーが無効となってしまういくつかの義務行為が含まれています。ここではそれをご紹介しましょう。
更新された日付: 2008-03-25
リンク: http://IslamHouse.com/85809
Detailed Description
⑨サラー(礼拝)における義務行為
● サラーにおける義務行為は以下の通りです:
① タクビーラトゥ・アル=イフラーム[1]以外の全てのタクビール[2]。
② ルクーゥ(お辞儀の形の礼拝動作)の際に主の偉大さを讃えること。
③ ルクーゥを終えた時に「サミアッラーフ・リマン・ハミダフ(アッラーはかれを讃える者をお聞き入れになられよう)」と唱えること(イマームと、単独でサラーを行う者のみ)。
④ それに次いで「ラッバナー・ワ・ラカ・アル=ハムド(私たちの主よ、そしてあなたにこそ全ての称賛があります)」と唱えること(イマームと、単独でサラーを行う者と、イマームに従う者全て)。
⑤ サジダの際のドゥアー(祈願)。
⑥ 2つのサジダの間のドゥアー。
⑦ 1度目のタシャッフド(信仰告白)[3]のための座位姿勢。
⑧ 1度目のタシャッフド。
● これらサラーの義務行為を1つでもやり損ねた場合に関する法的見解:
これらサラーの義務行為を1つでも故意に放棄した場合、サラーは無効となります。
一方もしこれらサラーの義務行為を1つでも無知、あるいは忘却ゆえにやり損ねてしまった場合、もしまだ次のラクアに入っていなければそのやり損ねた箇所に戻り、その動作をやり直してサラーを完遂します。そしてタスリーム[4]の後には不注意によるサジダ[5]を行わなければなりません。
一方何らかの義務行為をやり損ねたまま次のラクアに入ってしまった場合は、やり直しをしないままサラーを継続します。そしてタスリームの後に、不注意によるサジダを行います。
関連項目 ( 6 )