আদব অধ্যায় - খাওয়া দাওয়ার আদব

প্রবন্ধ পেইজ পরিচিতি
শিরোনাম: আদব অধ্যায় - খাওয়া দাওয়ার আদব
ভাষা: জাপানিজ
লেখক: মুহাম্মদ ইবন ইবরাহীম আত-তুয়াইজিরী
অনুবাদক: সায়ীদ সাতু
সম্পাদক: ফাতেমা সাতু
প্রকাশনায়: ইসলাম প্রচার ব্যুরো, রাবওয়াহ, রিয়াদ
সংক্ষিপ্ত বর্ণনা: প্রবন্ধটি শায়খ মুহাম্মদ বিন ইবরাহিম আত-তুআইজীরির মুখতাছারুল ফিকহিল ইসলামী গ্রন্থ থেকে অনুদিত। ইসলাম পরিপুর্ণ জীবন বিধান। জীবনের সকল দিক নিয়ে রয়েছে তার দিক-নির্দেশনা। খাওয়া দাওয়ার ইসলামী আদব তুলে ধরা হয়েছে এ প্রবন্ধে
সংযোজন তারিখ: 2007-11-20
শর্ট লিংক: http://IslamHouse.com/62969
:: এই শিরোনামটি বিষয় অনুসারে নিম্নের ক্যাটাগরিগুলোতে বিন্যস্ত ::
এই ‘বিষয় পরিচিতি’টি নিম্নোক্ত ভাষায় অনূদিত:: জাপানিজ - আরবী - থাই - মালয়ালাম - বসনিয়ান - উযবেক - ইংরেজি
বিষয়ের সংযুক্তিসমূহ ( 2 )
1.
礼儀作法 - 飲食の礼儀作法
275.6 KB
: 礼儀作法 - 飲食の礼儀作法.pdf
2.
礼儀作法 - 飲食の礼儀作法
2 MB
: 礼儀作法 - 飲食の礼儀作法.doc
বিস্তারিত বিবরণ

2-飲食の礼儀作法

ムスリムの食物は合法的かつよいものであること:

1-至高のアッラーは仰られました:-信仰する者たちよ、われら(アッラーのこと)があなた方に与えたよきものを食べよ。そしてあなた方が本当にかれ(アッラー)を崇拝するのなら、かれに感謝せよ。,(クルアーン2:172) 

 2-至高のアッラーはこう仰られました:-トーラーと福音書の中に記されているのを彼ら(啓典の民)が見出すところの、文盲の使徒、預言者に従う者たち。彼こそは善を勧め悪を禁じ、彼らによきものを合法なものとし、悪しき物を彼らに禁じる。,(クルアーン7:157)  

食事前にアッラーの御名を唱え、自分の手前にある物から手を付けること:

1-ウマル・ブン・アビー・サラマ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)時代、私は幼い子供でした。そして私の手は、(食事の載っている)皿の上を(お目当ての物を探して)さまよっていたものです。それでアッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は私に言いました“僕、アッラーの御名を唱えるんだ。そして右手で、自分の手前の物から食べ始めるんだぞ。”そして私は現在に至るまで、その食べ方に従っているのです。(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[1]

2-イブン・マスウード(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:“食事前にアッラーの御名を唱えることを忘れた者は、それを思い出した時にこう唱えるのだ:「(この食事の)始まりと終わりに、アッラーの御名において。」そうすれば彼は新たに食事に向かい、被るはずだった悪しき物を回避することが出来るのだ。”(イブン・ヒッバーンとイブン・アッ=スンニーの伝承[2]

 右手で飲食すること:

イブン・ウマル(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:食べる時は右手で食べよ。そして飲む時は右手で飲むのだ。というのもシャイターン(悪魔)こそが左手で食べ、左手で飲むのだから。」(ムスリムの伝承[3]

飲んでいる時、容器の外で息をつくこと:

アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は(何かを)飲む時、3度呼吸を置いたものでした。そしてこう言いました“(これは)最も潤わせ、(渇きの苦しみを)癒し、喉心地のよいものである。”」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[4]

 他人に飲ませる方法:

 アナス・ブン・マーリク(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)のところに、水で薄められた乳が運ばれて来ました。彼の右側にはベドウィンの男、左側にはアブー・バクルがいましたが、彼は自らそれを飲んでから、それをベドウィンの男に渡しました。そしてこう言いました“右から右に(優先的に回すのだ)。”」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[5]

立って飲まないこと:

1-アブー・サイード・アル=フドゥリー(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は立ちながら飲むことを禁じました。(ムスリムの伝承[6]

2-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は立ちながら飲んでいる男を見て、こう言いました:「“それをやめよ。”(男は)言いました“なぜですか?”(預言者は)言いました“猫と一緒に(何か)飲んだら、嬉しいか?”(男は)言いました“いいえ。”(預言者は)言いました“(今しがた)あなたと一緒に飲んだのは、それより悪いもの、つまりシャイターン(悪魔)なのだ。”」(アフマドとアッ=ダーリミーの伝承[7]

金や銀製の器で飲食しないこと:

フザイファ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「私は預言者(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)がこう言うのを聞きました:“絹や錦をまとってはならない。そして金や銀で出来た器で飲んだり、食べたりしてはならない。それらは現世において彼ら(不信仰者たち)のものであり、来世においては私たちのためのものであるからなのだ。”(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[8]

食事の仕方:

1-カアブ・ブン・マーリク(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は3本の指で食べ、(食べ終わった後には)手を拭く前にそれらをなめたものでした。」(ムスリムの伝承[9]

 2-アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は食事する時には、3本の指をなめたものでした。またこう言ったものでした:「もし1口分(の食事)が(床や地面に)落ちてしまったら、汚れを取り除いて食べるのだ。シャイターン(悪魔)のためにそれを残してはならない。」そして(アッラーの使徒は)器を(最後まで)綺麗に食べることを命じました。彼は言ったものです:「あなた方は食物のどこに祝福があるか分からないのだ。」(ムスリムの伝承[10]

3-イブン・ウマル(彼らにアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼は、同席の者たちの許可なしにナツメヤシの実を2ついっぺんに食べることを禁じられました。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[11]

4アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「あなた方は右手で飲食し、右手で物の受け渡しをするのだ。というのもシャイターン(悪魔)こそは左手で飲食し、左手で物の受け渡しをするからである。」(イブン・マージャの伝承[12]

食べる分量:

ミクダーム・ブン・マァディー・カリブ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「私は、アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)がこう言うのを聞きました:“人間が満たす最悪の器とは、その胃に他ならない。アーダムの子ら(人類)は、背中を真っ直ぐに支えるだけの(少量の)食事で十分なのである。しかしもしやむを得ない場合には、(胃の)3分の1を食事に、そしてもう3分の1を飲み物に、そしてもう3分の1を(空っぽのままにして)呼吸のために当てるのだ。”(アッ=ティルミズィーとイブン・マージャの伝承[13]

食事に難癖を付けないこと:

アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「預言者(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)が食べ物に難癖を付けることは、全くありませんでした。おいしければ食べ、気に入らない時は手を付けませんでした。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[14]

食べ過ぎないこと:

イブン・ウマル(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者は言いました:「不信仰者は7本の腸(が満たされるま)で食べるが、信仰者は腸1本(を満たすほどに)食するのみである。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[15]

食事をご馳走し、それにより人を慰安させることの徳:

1-ジャービル・ブン・アブドッラー(彼らにアッラーのご満悦あれ)は言いました:「私はアッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)がこう言うのを聞きました:“1人分の食事は2人(が食べるの)に十分であり、2人分の食事は4人(が食べるの)に十分であり、4人分の食事は8人(が食べるの)に十分なのである。”(ムスリムの伝承[16]

2-アブドッラー・ブン・アムル(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、ある男が預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)に訊ねました:「“イスラームにおける最善(の特質、行為)とは何ですか?”(預言者は)言いました“食事をご馳走し、知る者にも知らない者にも挨拶することである。”」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[17]

3-アブー・アイユーブ・アル=アンサーリー(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は食べ物が持って来られるとそれを食べ、そして余った分を私に送ってくれたものでした。」(ムスリムの伝承[18]

 食事を称えること:

ジャービル・ブン・アブドッラー(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はパンと付け合せにするおかずを家族に求めました。すると(彼の家族は)言いました:「“(今)私たちのもとには酢しかありません。”すると彼はそれを持って来させると、それでパンを食べ始めました。そして言いました“酢は何とよき食事であろう。酢は何とよき食事であろう。”」(ムスリムの伝承[19]

飲み物の中に息を吹き込まないこと:

アブー・サイード・アル=フドゥリー(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はコップの割れ目から飲むこと、そして飲み物の中に息を吹き込むことを禁じられました。」(アブー・ダーウードとアッ=ティルミズィーの伝承[20]

 飲み物を注ぐ者自身が飲む順番は、最後であること:

アブー・クターダ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は私たちに説教しました。‐中略‐そして言いました“人々に飲み物を注ぐ者は、彼らの中で最後に(それを)飲む者である。”(ムスリムの伝承[21]

集まって食事すること:

ワハシー・ブン・ハルブがその父、その父がその祖父から伝えるところによれば、預言者の教友たち(彼らにアッラーのご満悦あれ)はこう言いました:「“アッラーの使徒よ、私たちは食べても満腹しません。”(預言者は)言いました“あなた方は別々に食べるのであろう。”(彼らは)言いました“はい。”(預言者は)言いました“集まって食事するのだ。そして食事の際にアッラーの御名を唱えよ。(アッラーは)あなた方のためにそれに祝福を与えて下さるであろう。”(アブー・ダーウードとイブン・マージャの伝承[22]

客人をもてなし、自ら仕えること:

1-至高のアッラーは仰られました:-あなたに、イブラーヒームの貴い客人たちの話は伝わったであろう。彼らは彼のもとを訪れると挨拶し、彼(イブラーヒーム)も言った:「あなた方にも平安あれ。見慣れぬ方々よ。」そして彼は家族のもとへ赴くと、太った子牛(の肉)を携えて来た。そしてそれを彼らに差し出したが、(彼らがそれに手を付けようとしないのを見て)言った:「食べないのですか?」,(クルアーン51:24-27)

2-アブー・シュライフ・アル=カァビー(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「アッラーと最後の日を信じる者は、客人をもてなすのだ。(最初の)1昼夜は丁重にもてなし、2日目と3日目は通常のもてなし方をし、その後(のもてなし)はサダカ(慈善行為)である。そして客は、主人が当惑するまで滞在することを許されない。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[23]

食事中の座り方:

1-アブー・ジュハイファ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:“私は寄りかかりながら食べない。”(アル=ブハーリーの伝承[24]

 2-アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「私は預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)が臀部を床に付けて両膝を立てながら座り、ナツメヤシの実を食べているのを見ました。(ムスリムの伝承[25]

 3-アブドッラー・ブン・ブスル(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「ある時預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)に羊が1頭贈られました。アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は両膝をついてそれを食べましたが、(それを見た)ベドウィンの男は言いました:“その座り方は何だ?”すると(預言者は)言いました“アッラーは私を慎み深いしもべとされたのであり、高慢で頑迷な者とはされなかったのだ。”(アブー・ダーウードとイブン・マージャの伝承[26]

忙しい者の食事の仕方:

アナス(彼らにアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)のもとに、ナツメヤシの実が持って来られました。預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は(その時彼が従事していた仕事ゆえに)それを急いで(人々に)分配すると、それを手早く食べました。」またズハイルの伝承にはこうあります:「せき立てられるように食べました。」(ムスリムの伝承[27]

水の容器に蓋をし、寝る前にそこにアッラーの御名を唱えること:

ジャービル・ブン・アブドッラー(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「‐中略‐そして扉を閉め、アッラーの御名を唱えよ。そして灯りを消し、アッラーの御名を唱えよ。また水袋(の口)を閉じ、アッラーの御名を唱えよ。そしてそこに何かを載せるだけでもよいから、容器に蓋をし、アッラーの御名を唱えよ。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[28]

使用人と共に食事すること:

アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「使用人があなた方に食べ物を(作り、それを)携えてやって来て、そして彼があなた方と共に座って食べないのなら、彼に(その量や状況に応じて)1食か2食分、あるいは1口か2口分食べさせてやるのだ。彼は(それを調理するため)暑さや(火傷などの)怪我を我慢したのであるから。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[29]

夕食が用意されたら、イシャー(夜の礼拝)を急がないこと:

 アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「夕食が用意され、そしてイシャー(夜の礼拝)が始まったら、先に夕食に取り掛かるのだ。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[30]

皿からいかに食べるか:

イブン・アッバース(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「食事する時は皿の上の方からではなく、下の方(手前)から食べるのだ。というのも祝福は皿の上の方から下って来るからである。」(アブー・ダーウードとイブン・マージャの伝承[31]

食事をしたり、ミルクを飲んだりする時の言動:

1-イブン・アッバース(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、‐中略‐アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「食事をする時は、こう言うのだ“アッラーよ、これを私たちにとって祝福深いものとして下さい。そしてこれよりよきものを私たちにお恵み下さい。”また、ミルクを飲む時にはこう言うのだ“アッラーよ、これを私たちにとって祝福深いものとして下さい。そしてこれを私たちに、豊富にお恵み下さい。(それ自体で)食べ物と飲み物の代わりになるのは、ミルクしかないのですから。”」(アブー・ダーウードとアッ=ティルミズィーの伝承[32]

 2-イブン・アッバース(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はミルクを飲んだ後、水を持って来させてうがいをしました。そして言いました:「ミルクには脂肪分があるからな。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[33]

食後に言う言葉:

1-ムアーズ・ブン・アナス(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「食事を終えた後、“私の力が少しも介在しないところにおいて、この食事を私にお恵みになられたアッラーにこそ全ての賞賛あれ。”と言った者は、それ以前に犯した罪を赦されるであろう。」(アブー・ダーウードとイブン・マージャの伝承[34]

2-アブー・ウマーマ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は食事を終える時にこう言いました:「限りない、素晴らしい、祝福された讃美で私たちの主アッラーを称えます。私たちの主よ、(かれに対しての)讃美はこれで充分ということはなく、またそれは途絶えることもなく、かつ不可欠です。」(アル=ブハーリーの伝承[35]

3-アブー・アイユーブ・アル=アンサーリー(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は食べたか飲んだかした後には、こう言ったものでした:“食べさせ、飲ませられ、そしてそれら(を摂取すること)を容易にされ、かつその(排泄の)ための出口を創って下さったアッラーにこそ全ての賞賛あれ。”(アブー・ダーウードの伝承[36]

4-アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:“実にアッラーは、しもべが食べ物を食べて、それゆえにアッラーを賞賛することをお悦びになられる。あるいは(しもべが)飲み物を飲んで、それゆえにアッラーを賞賛することをお悦びになられる。”(ムスリムの伝承[37]

5-「アッラーよ、あなたは(私たちに)食べさせ、飲ませ、(私たちを)豊かにし、与え、導き、生かして下さいました。(全て)あなたがお恵みになられたものゆえ、全ての賞賛はあなたにこそあるのです。」(アフマドの伝承[38] 

6-アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:“アッラーがお恵みになったある恩恵に対して、しもべが「アッラーに全ての賞賛あれ」と言えば、彼は彼の得たその恩恵よりももっとよいものを授かるであろう。”(イブン・マージャの伝承[39]

 客の入室と退出の頃合:

 至高のアッラーは仰られました:-信仰する者たちよ、預言者の家に食事に呼ばれても、その準備がされるのを待たずに入って来てはならない。そして(入りなさい、と)呼ばれた時に、初めて入るのだ。食事が終わったら解散し、くつろいで長話に耽ってはならない・・・,(クルアーン33:53)

食事を振舞った者に対する、客のドゥアー(祈願):

 1-「アッラーよ、あなたが彼らにお恵みになったものにおいて、彼らを祝福して下さい。そして彼らをお赦しになり、彼らにご慈悲をおかけ下さい。」(ムスリムの伝承[40]

 2-アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)がサアド・ブン・ウバーダを訪問した時、彼(サアド)はパンと油を持って来ました。預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はそれを食べると、こう言いました「あなた方のもとでサーイム[41]たちがサウム(斎戒、いわゆる断食)を解き、正しくよき人々があなた方の食べ物を食べ、あなた方に対し天使たちがお赦しを祈ってくれますように。」(アブー・ダーウードとイブン・マージャの伝承[42]

飲み物を与えてくれた、あるいはそうしようとした者へのドゥアー(祈願):

アッラーよ、私に食事を施した者に食事を恵みたまえ。そして私に飲み物を与えた者に飲み物を与えたまえ。」(ムスリムの伝承[43]


[1] サヒーフ・アル=ブハーリー(5376)、サヒーフ・ムスリム(2022)。文章はアル=ブハーリーのもの。

[2] 真正な伝承。サヒーフ・イブン・ヒッバーン(5213)、イブン・アッ=スンニー(461)。アッ=スィルスィラト・アッ=サヒーハ(198)参照。

[3] サヒーフ・ムスリム(2020)。

[4] サヒーフ・アル=ブハーリー(5631)、サヒーフ・ムスリム(2028)。文章はムスリムのもの。

[5] サヒーフ・アル=ブハーリー(2352)、サヒーフ・ムスリム(2329)。文章はムスリムのもの。

[6] サヒーフ・ムスリム(2025)。

[7] 真正な伝承。ムスナド・アフマド(7990)、スナン・アッ=ダーリミー(2052)。アッ=スィルスィラト・アッ=サヒーハ(175)参照。

[8] サヒーフ・アル=ブハーリー(5426)、サヒーフ・ムスリム(2067)。文章はアル=ブハーリーのもの。

[9] サヒーフ・ムスリム(2032)。

[10] サヒーフ・ムスリム(2034)。

[11] サヒーフ・アル=ブハーリー(2455)、サヒーフ・ムスリム(2045)。文章はムスリムのもの。

[12] 真正な伝承。スナン・イブン・マージャ(3266)、サヒーフ・スナン・イブン・マージャ(2643)。アッ=スィルスィラト・アッ=サヒーハ(1236)参照。

[13] 真正な伝承。スナン・アッ=ティルミズィー(2380)、サヒーフ・スナン・アッ=ティルミズィー(1939)、スナン・イブン・マージャ(3349)、サヒーフ・スナン・イブン・マージャ(2704)。文章はアッ=ティルミズィーのもの。

[14] サヒーフ・アル=ブハーリー(5409)、サヒーフ・ムスリム(2064)。文章はアル=ブハーリーのもの。

[15] サヒーフ・アル=ブハーリー(5393)、サヒーフ・ムスリム(2060)。文章はムスリムのもの。

[16] サヒーフ・ムスリム(2059)。

[17] サヒーフ・アル=ブハーリー(6236)、サヒーフ・ムスリム(39)。文章はアル=ブハーリーのもの。

[18] サヒーフ・ムスリム(2053)。

[19] サヒーフ・ムスリム(2052)。

[20] 真正な伝承。スナン・アブー・ダーウード(3722)、サヒーフ・スナン・アブー・ダーウード(3165)、スナン・アッ=ティルミズィー(1887)、サヒーフ・スナン・アッ=ティルミズィー(1538)。文章はアブー・ダーウードのもの。

[21] サヒーフ・ムスリム(681)。

[22] 良好な伝承。スナン・アブー・ダーウード(3764)、サヒーフ・スナン・アブー・ダーウード(3139)、スナン・イブン・マージャ(3286)、サヒーフ・スナン・イブン・マージャ(2657)。文章はアブー・ダーウードのもの。

[23] サヒーフ・アル=ブハーリー(6135)、サヒーフ・ムスリム(48)。文章はアル=ブハーリーのもの。

[24] サヒーフ・アル=ブハーリー(5398)。

[25] サヒーフ・ムスリム(2044)。

[26] 真正な伝承。スナン・アブー・ダーウード(3777)、サヒーフ・スナン・アブー・ダーウード(3207)、スナン・イブン・マージャ(3263)、サヒーフ・イブン・マージャ(2640)。文章はイブン・マージャのもの。

[27] サヒーフ・ムスリム(2044)。

[28] サヒーフ・アル=ブハーリー(3280)、サヒーフ・ムスリム(2012)文章はアル=ブハーリーのもの。

[29] サヒーフ・アル=ブハーリー(5460)、サヒーフ・ムスリム(1663)。文章はアル=ブハーリーのもの。

[30] サヒーフ・アル=ブハーリー(5463)、サヒーフ・ムスリム(557)。文章はアル=ブハーリーのもの。

[31] 真正な伝承。スナン・アブー・ダーウード(3772)、サヒーフ・スナン・アブー・ダーウード(3206)、スナン・イブン・マージャ(3277)、サヒーフ・イブン・マージャ(2650)。文章はアブー・ダーウードのもの。

[32] 良好な伝承。スナン・アブー・ダーウード(3730)、サヒーフ・スナン・アブー・ダーウード(3173)、スナン・アッ=ティルミズィー(3455)、サヒーフ・スナン・アッ=ティルミズィー(2749)。文章はアブー・ダーウードのもの。

[33] サヒーフ・アル=ブハーリー(211)、サヒーフ・ムスリム(358)。文章はムスリムのもの。

[34] 良好な伝承。スナン・アブー・ダーウード(4023)、サヒーフ・スナン・アブー・ダーウード(3394)、スナン・イブン・マージャ(3285)、サヒーフ・イブン・マージャ(2656)。文章はアブー・ダーウードのもの。

[35] サヒーフ・アル=ブハーリー(5458)。

[36] 真正な伝承。スナン・アブー・ダーウード(3851)、サヒーフ・スナン・アブー・ダーウード(3261)。

[37] サヒーフ・ムスリム(2734)。

[38] 真正な伝承。ムスナド・アフマド(16712)。アッ=スィルスィラト・アッ=サヒーハ(71)参照。

[39] 良好な伝承。スナン・イブン・マージャ(3805)、サヒーフ・イブン・マージャ(3067)。

[40] サヒーフ・ムスリム(2042)。

[41] 訳者注:つまりサウムを行う者のこと。

[42] 真正な伝承。スナン・アブー・ダーウード(3854)、サヒーフ・スナン・アブー・ダーウード(3263)、スナン・イブン・マージャ(1747)、サヒーフ・イブン・マージャ(1418)。

[43] サヒーフ・ムスリム(2055)。

আরও দেখুন ( 9 )
Go to the Top