معنى العمرة وحكمها

مقالات البطاقة التعريفية
العنوان: معنى العمرة وحكمها
اللغة: ياباني
ترجمة: سعيد ساتو
مراجعة: فاطمة ساتو
نبذة مختصرة: كتاب الحج والعمرة 6- معنى العمرة وحكمها: مقالة مقتبسة ومترجمة من كتاب مختصر الفقه الإسلامي للشيخ محمد بن إبراهيم التويجري - حفظه الله -، وتحتوي على بيان معنى العمرة، وحكمها.
تأريخ الإضافة: 2008-03-27
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ウムラの意味とその法的位置づけ
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ウムラの意味とその法的位置づけ
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⑥ウムラの意味と法的位置づけ

 

     ウムラとは:カアバ神殿の周囲をタワーフ[1]し、サファーマルワの丘[2]の間をサアイ[3]し、また頭髪を剃るか切るかすることで、アッラーを崇拝する行為です。

 

     ウムラの法的位置づけ:

ウムラは、一生に1度は行うことが義務付けられています[4]。年間通していつでも行うことが可能で、ハッジの季節[5]に行うウムラはそれ以外の時期に行うそれよりも優れています。尚、ラマダーン月(ヒジュラ暦9月)のウムラは、その報奨においてハッジのそれに匹敵すると言われています。

     預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はその人生において4度のウムラを経験していますが、その全てはハッジの季節に行ったものでした。それらは:①アル=フダイビーヤのウムラ、②そのやり直しとしてのウムラ、③アル=ジゥラーナのウムラ、④ハッジと共に行ったウムラ、の4つです。その全てはズー・アル=カアダ月(ヒジュラ暦11月)に行われました。

     ウムラにおける根幹的行為[6]は:①イフラーム[7]、②タワーフ、③サアイの3つです。

     ウムラにおける義務的行為は:①イフラームをミーカートから行うこと、②頭髪を剃るか切るかすることの2つです。義務的行為はその規定を知りつつ故意に放棄すれば罪となりますが、それによって犠牲のペナルティが課されることはなく[8]、ウムラも有効なものと見なされます。

 

     タワーフが有効になるための条件:

①ニーヤ(それを行うという意図)、②大きな穢れ[9]に冒されていないこと[10]、③アウラ[11]を覆うこと、④7周すること、⑤カアバ神殿の黒石のある柱から開始し、そこで終了すること、⑥カアバ神殿の周囲をきちんと回ること[12]、⑦神殿を自分の左側にして周回すること、⑧(義務の礼拝に阻まれるなどの)正当な理由なしには、周回を中断させたりしないこと。

 


[1] 訳者注:「タワーフ」は巡礼(ハッジとウムラ)の諸義務行為の内の1つ。アッラーを崇拝するためにカアバ神殿の周囲を7回逆時計回りに廻ります。

[2] 訳者注:「サファーとマルワの丘」とは、マッカのハラーム・モスク内にある全長約400mの回廊を挟む2つの丘。

[3] 訳者注:「サアイ」とは、「サファーとマルワの丘」の間を「サファーの丘」から始めて3往復半することで、ハッジとウムラの根幹的行為の内の1つです。

[4] 訳者注:ウムラはシャーフィイー学派とハンバリー学派では義務行為ですが、ハナフィー学派及びマーリキー学派ではスンナ(推奨される行為)です。

[5] 訳者注:つまりシャウワール月(ヒジュラ暦10月)、ズー・アル=カアダ月(同11月)、そしてズー・アル=ヒッジャ月(同12月)の最初の10日間のことです。

[6] 訳者注:それを遂行しなければ、ウムラがそもそも成立しない根幹的義務行為のことです。

[7] 訳者注:詳しくは「③イフラーム」の項を参照のこと。

[8] 訳者注:義務的行為を1つでも放棄すれば犠牲のペナルティが課されるということにおいて、4大法学派は一致した見解を示しています。

[9] 訳者注:「大きな穢れ」とは、精液の発射、性交、月経や産後の出血などによって陥る状態のことです。

[10] 訳者注:4大法学派は、タワーフにおいて「大きな穢れ」のみならず「小さな穢れ(排便、放屁、熟睡や失神や酩酊などによる一時的な分別の喪失などによって陥る状態のこと)」からも清浄であることを義務付けています。

[11] 訳者注:「アウラ」とは人前で晒してはいけない体の部位で、男性のアウラはへそから両膝までで、男性に対する女性のアウラは顔と両手を除く全身ですが、その他にも諸見解があります 。

[12] 訳者注:ゆえにタワーフの際は、カアバ神殿の北面に接する半円形の壁「ヒジュル・イスマーイール」の内側を通ってはなりません。というのもそれは元来カアバ神殿の中に含まれていた部分であり、それゆえその壁の中は神殿内部と同様であると見なされているからです。

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