The Horrors Of The Day Of Judgement

Articles Subject Information
Title: The Horrors Of The Day Of Judgement
Language: Japanese
The Writer: Muhammad Bin Ibrahim Al-Tuwajre
Translation: Saeed Sato
Reviewing: Fatiha Sato
Publisher: Islamic Propagation Office in Rabwah
Short Discription: This article is quoted from the book of " Summary Of Islamic Jurisprudence" about the horrors of the day of judgement from the Quran and sunnah like the very high temperature and the different amount of sweat of people
Addition Date: 2008-01-14
Short Link: http://IslamHouse.com/73848
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審判の日の恐ろしい出来事の数々
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審判の日の恐ろしい出来事の数々
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審判の日の恐ろしい出来事の数々

 

     審判の日は何ものにも比べようのない実に偉大な出来事であり、甚大なる恐怖をもたらします。しもべたちはその恐怖におののき、その眼球はその暗闇の中で見開かれたまま動きません。偉大かつ荘厳なるアッラーはその期間を信仰者には昼から夕方ほどまでの間に、そして不信仰者には50000年にも値する期間の長さに定められました。その日の恐ろしい出来事には次のようなものがあります:

 

1-至高のアッラーはこう仰られました:-そして角笛が一吹き、吹き鳴らされるとき。そして大地と山々が宙を舞い、一撃の下にぶつかり合って散り散りになるとき。その日起こるべくして起こるものが起こる。そして天は裂け、その日もろくなる。,(クルアーン691316

 

2-至高のアッラーはこう仰られました:-太陽が包み隠されるとき。そして星々が落下するとき。そして山々が飛び散るとき。そして妊娠10ヶ月の雌ラクダ(の世話)がおろそかにされるとき[1]。そして野獣たちが呼び集められたとき。そして大洋に(火がつけられ)燃え上がるとき。,(クルアーン8116

 

3-至高のアッラーはこう仰られました:-天が割れ裂けるとき。そして諸惑星が落下して散り散りになるとき。そして海々が溢れかえって1つの大洋となるとき。そして全ての墓がひっくり返されるとき。,(クルアーン8214

 

4-至高のアッラーはこう仰られました:-天が裂けるとき。そして(天は)その主(の命を)を謹聴し(従っ)たが、それは(天にとって)そうすべきことであった。そして大地が平たく延べ広げられ、そこに秘められていたもの(死体など)を外に放出し、(存命していた者たちをその表面から)放り投げるとき。そして(大地は)その主(の命を)を謹聴し(従っ)たが、それは(大地にとって)そうすべきことであった。,(クルアーン8415

 

5-至高のアッラーはこう仰られました:-起きるべくして起きるものが起きるとき。それが起こることを嘘とする者はない。(その日ある者たちはその位を)下げられ、(またある者たちは)上げられる。大地が激しく揺れ動くとき、そして山々が砕かれ、ばらばらに飛び散る埃となるとき。,(クルアーン5616

 

6-イブン・ウマル(彼らにアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:“審判の日を眼前にあるように見ることを欲する者は、(クルアーンのこれらの章を)読むのだ:-太陽が包み隠されるとき,(クルアーン第81章)そして-天が割れ裂けるとき,(クルアーン第82章)そして-天が割れるとき,(クルアーン第84章)”」(アフマドとアッ=ティルミズィーの伝承[2]

 

     審判の日、天地は別のものと取って代わられる

 

1至高のアッラーはこう仰られました:-その日大地はそれではない他の大地と、そして諸天はそれではない他の諸天と取って代わられる。そして(しもべたちは)唯一で全てを制されるアッラーの御許へと、(姿形もその秘めていたものも露わに、墓の中から)まかり出てゆくのだ。,(クルアーン1448

 

2-至高のアッラーはこう仰られました:-その日われら(アッラーのこと)はまるで書物を巻き上げるように、天を巻き上げる。われらは丁度最初の創造を始めたように、それをもう一度繰り返すのである。(この復活こそは)われらが約束していたもの。われらはそれを完遂するのである。,(クルアーン21104

 

     天地が別のものに取って代わられるとき、人々はどこにあるか?

 

サウバーン(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)の所で立っていると、1人のユダヤ教徒の学者がやって来ました・・・」‐そしてこの伝承の中に次のような箇所があります‐「そしてユダヤ教徒は言いました:“天地がそれではない別のものに取って代わられる時、人々はどこにあるのか?”預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:“彼らは架け橋のない暗闇の中にある。”」また別の伝承にはこうあります:「“架け橋の上にある。”」(ムスリムの伝承[3]

 

     召集の場と酷暑と恐怖

 

アッラーは被造物を復活させられた後、彼らを審判の大地に結集させます。彼らはそこで靴も衣服もつけず、割礼もされていない状態のままで裁かれるのです。その日太陽はとても近い場所にあり、汗は地上において70腕尺にも達します。そして人々はその行いに応じて、発汗することになります。

 

1-アル=ミクダード・ブン・アル=アスワド(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「私は預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)がこう言うのを聞きました:“審判の日、太陽は被造物に接近する。そして人々の内ある者にとっては、それは1マイルほどの近さにまで近付く。人々はその行いに応じて発汗する。それである者はくるぶしの辺りまで、またある者は膝まで、またある者は足の付け根まで、またある者は汗のくつわをはめさせられる。”そしてアッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は自らの口を指差されました。」(ムスリムの伝承[4]

 

 2-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によると預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「審判の日、アッラーは大地を一握りにされ、そしてその右手でもって天を巻き上げられる。そしてこう仰られる:“われこそは真の王である。地上の王たちはどこにいる?”」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[5]

 

     裁きのためにアッラーがご来臨されること

 

 偉大かつ荘厳なるアッラーは審判の日、裁きのためにご来臨されます。そのため大地はその御光によってまばゆく照らされ、被造物はその偉大さと荘厳さに失神します。

 

 1-至高のアッラーはこう仰られました:-いや、決してそのようにあってはならない。大地が揺り動かされ。ぶつかり合って粉々になるとき。あなたの主は天使を隊列に組ませつつご来臨なされる。,(クルアーン892122

 

 2-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によると預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「私をムーサー(モーゼ:彼に平安あれ)よりも優れている、などとしてはならない。人々は審判の日失神し、私も失神する。私は誰よりも先に意識を取り戻すが、その時ムーサーが(アッラーの)玉座の端にしがみついているのを見出す。私は彼も失神して私より先に意識を取り戻したのか、それともアッラーは彼を例外的に失神させられなかったのか、分からない。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[6]

 
 


[1] 訳者注:妊娠10ヶ月目の雌ラクダは当時のアラブの間で、最も貴重な財産の内の1つでした。

[2] 真正な伝承。ムスナド・アフマド(4806)、スナン・アッ=ティルミズィー(3333)、サヒーフ・スナン・アッ=ティルミズィー(2653)。文章はアッ=ティルミズィーのもの。アッ=スィルスィラト・アッ=サヒーハ(108)参照。

[3] サヒーフ・ムスリム(315)。アーイシャ(彼女にアッラーのご満悦あれ)の伝える同じ伝承は(2791)。

[4] サヒーフ・ムスリム(2864)。

[5] サヒーフアル=ブハーリー(7382)、サヒーフ・ムスリム(2787)。

[6] サヒーフアル=ブハーリー(2411)、サヒーフ・ムスリム(2373)。文章はアル=ブハーリーのもの。

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