আদব অধ্যায়- রাস্তা ও বাজারের আদব

প্রবন্ধ পেইজ পরিচিতি
শিরোনাম: আদব অধ্যায়- রাস্তা ও বাজারের আদব
ভাষা: জাপানিজ
লেখক: মুহাম্মদ ইবন ইবরাহীম আত-তুয়াইজিরী
অনুবাদক: সায়ীদ সাতু
সম্পাদক: ফাতেমা সাতু
প্রকাশনায়: ইসলাম প্রচার ব্যুরো, রাবওয়াহ, রিয়াদ
সংক্ষিপ্ত বর্ণনা: প্রবন্ধটি শায়খ মুহাম্মদ বিন ইবরাহিম আত-তুআইজীরির মুখতাছারুল ফিকহিল ইসলামী গ্রন্থ থেকে অনুদিত। ইসলাম পরিপুর্ণ জীবন বিধান। জীবনের সকল দিক নিয়ে রয়েছে । এ প্রসঙ্গে রাস্তা ও বাজার সম্পর্কিত সকল নিয়ম-কানুন আলোচনা করা হয়েছে এখানে
সংযোজন তারিখ: 2007-11-20
শর্ট লিংক: http://IslamHouse.com/62970
এই ‘বিষয় পরিচিতি’টি নিম্নোক্ত ভাষায় অনূদিত:: জাপানিজ - আরবী - থাই - মালয়ালাম - বসনিয়ান - উযবেক - ইংরেজি
বিষয়ের সংযুক্তিসমূহ ( 2 )
1.
礼儀作法 - 路上と市場での礼儀作法
228.3 KB
: 礼儀作法 - 路上と市場での礼儀作法.pdf
2.
礼儀作法 - 路上と市場での礼儀作法
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: 礼儀作法 - 路上と市場での礼儀作法.doc
বিস্তারিত বিবরণ

3-路上と市場での礼儀作法 

 

        路上での礼儀作法

公道での義務:

1-アブー・サイード・アル=フドゥリー(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「“公道に座りこむのではない。”それで(教友たちは)言いました:“アッラーの使徒よ、話し合うための場所が他にないのです。”すると(預言者は)言いました:“やむを得ずそうするなら、公道での義務を守るのだ。”(教友たちは)言いました:“公道の義務とは何ですか、アッラーの使徒よ。”(預言者は)言いました:“視線を(様々な問題を及ぼす物事から)下げること、害悪の阻止、挨拶を返すこと、そしてよき言葉である。”」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[1]

 2-そして別の伝承にはこうあります:「“公道に座り込むのではない。” それで私たちは言いました:“私たちは、特に問題のないことにおいて座っていたのです。座って勉強し、話し合っていたのですよ。”すると(預言者は)言いました:“もしそうであるなら、公道での義務を守るのだ:(つまりそれは)視線を(様々な問題を及ぼす物事から)下げること、挨拶を返すこと、そしてよき言葉である。”」(ムスリムの伝承[2]

3-また別の伝承にはこうあります:「“そして惨めな境遇にある者を慰め、迷っている者を導いてやることである。”」(アブー・ダーウードの伝承[3]

路上から害悪を除去すること:

1-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「私は、道路の真ん中で人々(の交通)を阻んでいた1本の木を切ったことにより、天国(での享楽)を堪能している男を見た。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[4]

路上やその他の場所において、キブラ[5]の方角に唾を吐かないこと:

フザイファ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「キブラの方角に唾を吐く者は、審判の日その唾を眼前に見出すであろう・・・」(アブー・ダーウードとイブン・ヒッバーンの伝承[6]

道中に乗り物用の家畜の福利を配慮し、夜に路上で宿営しないこと:

アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました“旅路で草地を通りかかったら、ラクダにも地上からの分け前を与えてやるがよい。また不毛の地を通りかかったら、歩を早めるがよい。そして夜に宿営するのなら、路上は避けよ。そこは害虫の通り道であるから。”」(ムスリムの伝承[7]

市場での礼儀作法

売買における寛容さ:

 ジャービル・ブン・アブドッラー(彼らにアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:“アッラーは売買、及び(債務などの)遂行において寛容な者を慈しまれる。”」(アル=ブハーリーの伝承[8]

借金返済の期限を守ること:

アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「裕福な者が借金返済を遅延するのは、不正である。そして裕福な者があなた方の債務を肩代わりするのなら、彼にそうさせるのだ。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[9]

債務に苦しむ者に返済期限の猶予を与え、また大目に見てやること:

アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:“人にお金を貸すある商人がいた。彼は債務に苦しむ者を見ると、使用人たちにこう言った:「彼(の返済義務)を大目に見てやるのだ。アッラーも私たち(の罪)を大目に見て下さるかもしれないから。」そしてアッラーは(実際に)彼(の罪)を大目に見て下さったのだ。”」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[10]

礼拝時間における売買の禁止:

 至高のアッラーは仰られました:-信仰する者たちよ、金曜日にサラー(礼拝)の呼びかけが成されたらアッラーの唱念に勤め、売買を(一旦)放棄するのだ。それこそがあなた方にとって最善なのである。もしあなた方がこのことを知っていたら(そうするのであるのに)。そしてサラー(礼拝)が終わったら地上に散開し、アッラーのお恵みを求め(努力す)るのだ。そしてアッラーをよく唱念せよ。あなた方は恐らく成功するであろう。,(クルアーン62:9-10)

あらゆる状況において公正を貫くこと:

至高のアッラーは仰られました:-秤を(不当に)減らす者たちに災いあれ。彼らは人に量らせる時にはしっかりと(正当な)取り分を求めるくせに、自らが彼らのために量る時には(それらを少なめに見積もって)損失を与える。彼らは(死後)復活させられないとでも思っているのか?その偉大な日に。人間が万有の主へと向かって立ち上がる日に。,(クルアーン83:1-6)

むやみやたらに誓うことの回避:

アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「私はアッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)がこう言うのを聞きました:“誓いは商品(を手早くさばく)には役立つが、(真の)利益を抹消してしまうものである。”」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[11]

 非合法かつ悪質な売買や交渉、物事の回避:

1-至高のアッラーはこう仰られました:-そしてアッラーは売買を合法化され、リバー(不法商取引)を禁じられた。,(クルアーン2:275)

2-至高のアッラーはこう仰られました:-信仰する者たちよ、酒と賭け事、偶像とアル=アズラーム[12]はシャイターン(悪魔)の行いであり、不浄である。ゆえにそれらを避けるのだ。(そうすれば)あなた方は成功するであろう。,(クルアーン5:90)

3-至高のアッラーはこう仰られました:-・・・彼(預言者ムハンマド)こそは善を勧め悪を禁じ、彼ら(その追従者たち)によきものを合法なものとし、悪しき物を彼らに禁じる。,(クルアーン7:157)

 インチキや嘘の禁止:

1-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は(ある時)積み重なった食料の山を通りかかりました。そしてそこに手を入れると、指が濡れたのでこう言いました:“(この)食料の持ち主よ、これは一体どうしたことか?”すると(食料の持ち主は)言いました:“アッラーの使徒よ、雨で濡れてしまったのです。”それで(預言者は)言いました:“それでは人々が(一目見て)分かるように、その(濡れた)部分を上にしておけばいいではないか?インチキをする者は私たちの仲間ではないのだぞ。”」(ムスリムの伝承[13]

2-ハキーム・ブン・ヒザーム(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:“売買交渉する両者は、その(売買取引の)場にある限り、(取引の最終決定に関する)選択権を有する。”あるいはこう言いました:“・・・別れるまで(取引の最終決定に関する)選択権を有する。それで(その交渉取引において両者が)正直であり、また(商品の詳細に渡って)説明するならば、彼らはその取引において祝福されるであろう。しかし(その交渉取引において両者が)何かを隠蔽し、また嘘をついたりするならば彼らのその取引における祝福は抹消されるであろう。”」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[14]

商品の独占の禁止:

マァマル・ブン・アブドッラーによれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「独占する者は罪深い者である。」(ムスリムの伝承[15]

 


[1] サヒーフ・アル=ブハーリー(6229)、サヒーフ・ムスリム(2121)。文章はアル=ブハーリーのもの。

[2] サヒーフ・ムスリム(2161)。

[3] 真正な伝承。スナン・アブー・ダーウード(4817)、サヒーフ・スナン・アブー・ダーウード(4032)。

[4] サヒーフ・アル=ブハーリー(652)、サヒーフ・ムスリム(1914)。文章はムスリムのもの。

[5] 訳者注:マッカのカアバ神殿の方角のこと。

[6] 真正な伝承。スナン・アブー・ダーウード(3824)、サヒーフ・スナン・アブー・ダーウード(3239)、サヒーフ・イブン・ヒッバーン(1314)。アッ=スィルスィラト・アッ=サヒーハ(222)参照。

[7] サヒーフ・ムスリム(1926)。

[8] サヒーフ・アル=ブハーリー(2076)。

[9] サヒーフ・アル=ブハーリー(2287)、サヒーフ・ムスリム(1564)。文章はアル=ブハーリーのもの。

[10] サヒーフ・アル=ブハーリー(2078)、サヒーフ・ムスリム(1562)。文章はアル=ブハーリーのもの。

[11] サヒーフ・アル=ブハーリー(2087)、サヒーフ・ムスリム(1606)。文章はムスリムのもの。

[12] 訳者注:「アル=アズラーム」とは、当時賭け事やくじ引きに使われていた火打石のことであると言われます。

[13] サヒーフ・ムスリム(102)。

[14] サヒーフ・アル=ブハーリー(2079)、サヒーフ・ムスリム(1532)。文章はアル=ブハーリーのもの。

[15] サヒーフ・ムスリム(1605)。

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